不動産の遺産相続手続きの流れや費用

2023年6月6日

土地や建物といった不動産を遺産相続で取得した際の手続きの流れや遺骨の処分の仕方などを紹介したいと思います。

・不動産の名義変更・相続登記の流れは以下の6点です
1・不動産に関する情報を収集する
2・「登記簿謄本」を取得して所有者を確定させる
3・「戸籍・住民票等の書類」を取得して相続人を確定させる
4・固定資産税の評価証明書を取得する
5・相続登記申請書類を作成し、管轄する法務局に申請する
6・登記が完了したことを確認する

・不動産の名義変更・相続登記で必要となる申請書類
不動産の名義変更・相続登記で必要となる申請書類は、「被相続人(亡くなった方)」と「相続人」で分れており以下の書類が必要となります。

被相続人の必要書類
・被相続人の出生から死亡までの連続した経緯が分かる戸籍謄本や除籍謄本
・被相続人の最後の住所地が分かる住民票の除票や、戸籍の附票

相続人の必要書類
・法定相続人全員分の戸籍謄本
・遺産分割協議書
・相続人全員の印鑑証明
・不動産を取得する相続人の住民票
・相続する不動産の固定資産税の評価証明書
・相続する不動産の登記事項証明書

・不動産の名義変更・相続登記で必要となる費用
不動産の名義変更・相続登記で必要となる費用に関しては、戸籍や印鑑証明、登記事項証明書といった「必要書類の取得費用(相続人の人数によっても異なりますが、1万円から2万円程度)」と、不動産の相続登記申請の際に納付する「登記免許税(不動産の評価額の0.4%)」となっています。